WRC ラリードイツの第3レグをトップでスタートしたフォルクスワーゲンのヤリ‐マティ・ラトバラは、事故によるドアの破損の為にリタイヤを余儀なくされた。
第12ステージの4キロメートルを残した場所でコースから外れる事故に見舞われた時、 ラバトラは14秒のリードを持っていた。
「第11ステージの最初のパスで、僕達は車の右側のドアをヒットしてしまった。皆がサービスで補修したが、ドアを適切に閉じることができず、副ドライバーが片手でドアを抑えねばならなかった。そして彼は片手でノートのページを捲らねばならず、第12ステージでノートの読みが遅くなった為に、僕はブレーキに失敗して岩にヒットし、リア・サスペンションを破損してしまったんだ」とラトバラは説明した。
ラトバラは日曜日にリスタートするが、アンドレアス・ミケルセンの出場辞退と、セバスチャン・オジエの第2レグでのリタイヤによって、フォルクスワーゲンの母国での勝利の最後のチャンスであったラトバラだったが、このリタイヤに失望の色を隠していない。