ルーカス・オイル・プロ・モトクロス選手権 第12戦、カリフォルニア州で行われたシリーズ最終戦のレッドブル・レイク・エルシノア・ナショナルで、450クラス・チャンピオンのライアン・ビロポトが双方のモトを制し、有終の美を飾った。
450クラスの第1モトのスタートでは、トヨタ/JGR/ヤマハのジョシュ・グラントが飛び出してホールショットを獲得し、当初はチーム・ホンダ・マッスルミルクのジャスティン・バルシアとビロポトを抑えたが、第5ラップでビロポトがグラントを交わしてリードを奪った。
スタートでトップ5につけたレッドブル・KTMのライアン・ダンジーは、最終2ラップ目でグラントを捕らえ、結局ビロポトからほぼ30秒遅れの2位となった。
ビロポトは第2モトでも支配的で、ホールショットを獲得したトヨタ/JGR/ヤハマのジャスティン・ブレイトンを早々と追い抜くと、追いすがるダンジーとバルシアから徐々に差を広げて、危な気のない勝利を手にした。
ビロポトはオフシーズンに予定されている足首の手術について、「僕達は皆が思うより前にバイクに戻り、スーパークロスの準備に集中したい」と語った。
レッドブル・レイク・エルシノア・ナショナル450クラスの結果
1. ライアン・ビロポト(1-1)
2. ライアン・ダンジー(2-2)
3. ジャスティン・バルシア(5-3)
4. ジェイク・ウェイマー(8-4)
5. タイラ・ラットレイ(7-6)
6. トレイ・カナード(4-10)
7. マイク・アレッシ(12-5)
8. ブレット・メトカルフェ(10-8)
9. アンドリュー・ショート(6-12)
10. ブロク・ティックル(11-11)
()内は(第1モト順位‐第2モト順位)
450クラス・ポイント・スタンディング
1. ライアン・ビロポト(563)
2. ライアン・ダンジー(507)
3. ジャスティン・バルシア(411)
4. トレイ・カナード(332)
5. ジェームズ・スチュアート(289)
6. ジェイク・ウェイマー(275)
7. アンドリュー・ショート(262)
8. ブロク・ティックル(236)
9. マイク・アレッシ(229)
10. ジョシュ・グラント(228)