UDトラックス、新興市場向け新世代大型トラック「クエスター」を発表

自動車 ニューモデル 新型車
UDトラックス、新世代大型トラック「クエスター」を発表
UDトラックス、新世代大型トラック「クエスター」を発表 全 1 枚 拡大写真

UDトラックスは、新興市場向け新世代大型トラック『クエスター』を発表した。共通プラットフォームを使用し、長距離輸送や建設現場、鉱山開発など向けのトラックとして幅広い用途に対応する。

新型車クエスターは、新興市場向けの低価格大型トラックで、ボディ架装も含めて幅広いオプションの組み合わせが可能で、顧客の用途に応じてカスタマイズしたモデルを提供する。合計7種類のバリエーションを設定する。

長距離輸送や配送には4×2リジッド/トラクターや6×2リジッド/トラクター、6×4リジッド/トラクター、8×4リジッドを設定する。

6×4リジッド/トラクター、8×4リジッドは、厳しい道路条件を想定した設計となっており、耐久性と信頼性が重視される建設現場にも適している。

また、マルチリーフ・リヤサスペンションやハブリダクションにより、建設現場や鉱山開発で高い耐久性とロードクリアランス(最低地上高)を実現する。

エンジンは2種類で、様々な用途向けに性能を発揮するよう設計している。8リットルディーゼルエンジン(GH8E)は、配送や建設現場向けに適している。11リットル(GH11E)は、ボルボ・グループのグローバルな開発力・技術力と、UDトラックスによる生産品質がベースとなっている。

GH11Eには、エンジンを補助ブレーキ装置「UDエキストラ・エンジン・ブレーキ」がオプション装備できる。勾配の多い道路で高い平均速度を維持しながら、制動時の安全性を向上し、ブレーキの摩耗も低減する。

シャーシは、ホイールベースや燃料タンク容量のサイズ、排気系部品の向きなど多様な設定を用意するため、様々なレイアウトが可能となる。
豊富なオプションを取り揃えることで、ADR(危険物の国際輸送に関する欧州協定)を始めとする各市場の法規にも適合する。

キャブには、ロングハイルーフキャブとスタンダードルーフキャブの2種類を設定。ロングハイルーフキャブにエアダムバンパー、スタンダードルーフキャブにはエアダムバンパーに加え、最低地上高を確保できる建設現場用スチールバンパーもオプション装備可能。

オンロード用キャブには、サイド・エア・ベントが装備され、キャブ側面への泥はねを防止する。ロングハイルーフキャブには従来のものよりワイドな幅のベッドを2段装備して、ドライバーの休息と収納スペースの面から、効率的な長距離輸送を支援する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る