オペルの新世代コンパクト、アダム…LPG仕様を設定

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オペルアダムLPG仕様
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米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは8月22日、『アダム』にLPG仕様を設定すると発表した。

アダムは2012年9月、パリモーターショー12で初公開。MINIのハッチバックやフィアット『500』に対抗するべく、オペルが開発したコンパクトカーだ。欧州のデザインチームが手がけた3ドアハッチバックボディは、斬新なルーフデザインが個性を放つ。

ボディサイズは全長3700mm、全幅1720mm、ホイールベース2311mm。MINIのハッチバックと比較すると、アダムの全長は23mm短く、ホイールベースは156mmコンパクト。フィアット500との比較では、アダムの全長は154mm大きい。インテリアは4シーターの設計で、ボディカラーと同じ色がアクセントとしてあしらわれる。

オペルは今回、アダムにLPG仕様を追加設定。排気量1.4リットルの直列4気筒エンジンは、「エコフレックス」と呼ばれ、ガソリンとLPG(液化石油ガス)の両燃料に対応する。

LPGモードでは、最大出力87psを発生。欧州複合モード燃費14.5km/リットル、CO2排出量112g/kmの優れた環境性能を実現。オペルによると、同等エンジン搭載の競合車と比較して、燃料コストはおよそ50%で済むという。

また、LPGタンク容量は35リットル。LPGモードでは最大約500kmを走行可能。ガソリン分を加えると、最大で1200kmの走行を可能にする。

《森脇稔》

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