【フランクフルトモーターショー13】プジョー 208 にHVコンセプト、FE…実車を初公開

エコカー ハイブリッド
プジョー 208 ハイブリッドFE
プジョー 208 ハイブリッドFE 全 3 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、プジョーは8月27日、『208 ハイブリッドFE』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。

同車は、プジョーの主力コンパクトカー、『208』をベースに開発したハイブリッドコンセプトカー。2013年3月のジュネーブモーターショー13では、モックアップのみの技術展示という形で出品されていた。フランクフルトモーターショー13では、実車がベールを脱ぐ。

208ハイブリッド FEには、プジョーとフランスに本社を置く大手総合石油エネルギー企業、トタル(TOTAL)が共同開発したハイブリッドシステムを搭載。車名のFEとは、「フューエル・エコノミー」と「ファン・エフィシエント」の略。

ハイブリッドシステムは、エンジンが1.2リットル直列3気筒ガソリンで、最大出力68psを発生。モーターは最大出力40ps。バッテリー(二次電池)は、蓄電容量0.56kWhのリチウムイオンバッテリー。低転がり抵抗タイヤやエアロパーツなど、走行抵抗の低減が図られた。

また、トタルが開発した複合素材により、軽量化も推進。ホワイトボディの単体重量は通常の208の295kgから、227kgへ、68kgの軽量化を実現した。プジョーは208ハイブリッド FEについて、「0‐100km/h加速8秒の動力性能と、CO2排出量49g/kmの環境性能を両立」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る