【フォード クーガ 試乗】居住性の高さとターボラグ感のない動力性能に満足…津々見友彦

試乗記 輸入車
フォード クーガ「タイタニアム」
フォード クーガ「タイタニアム」 全 12 枚 拡大写真

2代目となったフォードのSUV『クーガ』はスポーティで精悍なエクステリアだ。試乗したのはトップグレードの「タイタニアム」。

【画像全12枚】

美しく精悍なボディ。“キネティクデザイン”とフォードが自慢するだけあり、流行のシャープなラインを巧みに使い、ダイナミックかつ軽快に仕上げていて、筆者はとても気に入った。

インテリアも同様、魅力的だ。光沢のあるピアノブラックのセンターパネルはデザインよくカラーLCDやスイッチ類がまとめられ、右のメーターパネルとの調和も良い。メーターパネルはフォーカス譲りの5角形のメーターナセルにスピードとタコメーターが収まり、ブルーの針、などもフレッシュで精悍。ダイアルのエアコンスイッチはタッチパネルと違い、とても使いやすい。

フロントシートは腰がすっぽりと収まり安心感が高い。リヤシートは複数段でリクライニング出来、バックレストの居心地にも良かった。

走りはターボながらターボラグ感は感じなくナチュラル。低速での走りもトルクがあり、全く不満はない。0-400加速の雰囲気は17秒台。驚く速さはないものの、ストレスのない動力性能を持っている。

電動パワステも癖がなく、程よい重さで女性でもスムーズに扱える。操縦性は流石に良い。ワインディングでも遅れ感がなく、気持ちよくステアリングに追従。ナチュラルな応答性は褒めたい。直進安定性も良かった。ミッションもスムーズでよかった。もっともマニュアルモードとなるサムスイッチは頻繁にワインディングでは使いにくいが、SUVなら許されるだろう。

スタイリッシュで静粛性も高く居住性も満足だ。このグレードには衝突回避、軽減システムが標準装備。また、ラゲージ・ルームも拡大され、足のつま先で開閉できるリヤゲートはとても便利だった。

気になるのはダッシュパネルのモールがサイドミラーに常時映っている点と、右のAピラーでちょっと死角になりやすい点。まあ慣れだろうけど。4WDで走破性も高く、コストパフォーマンスも高くとても魅力的に感じられたSUVだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

津々見友彦|モータージャーナリスト
第1回日本グランプリに出場。日産、トヨタ、いすゞの元ワークスレーシングドライバー。現在はモータージャーナリストとして活躍。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。その他にポルシェクラブ・ドライビングスクールの講師も務める。趣味はハイスピードドライビング、モーターグライダー、パソコン。最近はデジカメと電気自転車に凝っている。

《津々見友彦》

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