【メルセデスベンツ CLA250 試乗】加速のキレ味と伸びは180より一枚上手…島崎七生人

試乗記 輸入車
メルセデス・ベンツCLA250
メルセデス・ベンツCLA250 全 8 枚 拡大写真
日本仕様導入段階で、性能の高いエンジンを搭載するのがコチラの『CLA250』だ。2リットルターボに7速デュアルクラッチが組み合わせられ、211ps/35.7kgmのパフォーマンスをもつ。

『CLA 180』と乗り較べると、性能差は確かに実感できる。とくに高速走行時のキレのいい加速感と伸びでは、やはりコチラのほうが一枚上手だ。サスペンションの仕様は共通とのことで、タイヤサイズも同じだが、『CLA180』に対し、より路面とダイレクトにコンタクトしながら走っている印象があった。

オプションの「AMGエクスクルーシブパッケージ」に含まれる本革シートは、革素材の張りと厚みで、より(いい意味で)硬質でスポーティな乗り味を体感させてくれる。

外観ではウインカー、リヤコンビランプ、リヤフォグランプ等が標準でLEDとなる。大胆なスタイリングだが、ボディと段差のほとんどないリヤウインドなど、個性にこだわる以上、細部の作り込みも入念に行なった……そんなコンセプトが伝わってくる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. ヤマハ、V4エンジンを搭載した新型「YZR-M1」を初公開! MotoGP サンマリノGPに投入へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る