【トヨタ SAI 改良新型】ミニバンも輸入車も「想定顧客の選択肢はすべて競合」加藤主査

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トヨタ自動車 加藤亨主査
トヨタ自動車 加藤亨主査 全 6 枚 拡大写真

トヨタ自動車は8月29日、大幅改良したハイブリッド専用車『SAI』を発売した。開発責任者を務める加藤亨主査は競合車について「私が(SAIに)乗って欲しいと思っている人が触手を伸ばすような車は全部競合になるはず」と話した。

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加藤亨主査は具体的な競合車に関して「あまり思いつかない」と述べ、その理由として「高級ハイブリッド専用セダンというのが他にあまりない」ためと説明した。

その一方で「逆にいうと私が乗って欲しいなと思っている人が触手を伸ばすような車は全部競合になるはず。それはミニバンかもしれないし、輸入車かもしれない。それらは全部競合になるし、競合に対し十分戦える力を持っていると思う」と述べた。

ターゲットとしている顧客層については「従来型のSAIは60代になった団塊の世代の人たちに乗ってほしいと思って造り、まさにその通りにはなった。しかし60代の方でもSAIにお乗り頂いてない方はたくさんいる。また、若い方にも乗って頂きたいというのが正直なところ」という。

「とはいってもある程度高い車なので、『SAIが良いけど、買えないから親父に買わせよう』というようなコミュニケーションがあるとすればとても嬉しい。お父さんだって自分が車を買う時に子供の意見は気になる。なのでそういう作戦があっても良いですね」とも述べていた。

《小松哲也》

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