スズキ田村副社長、軽シェア30%目標「最低限キープしなければならない」

自動車 ビジネス 企業動向
スズキ 田村実副社長
スズキ 田村実副社長 全 4 枚 拡大写真

スズキの田村実副社長は8月29日に都内で開いた新型『キャリイ』発表会で、軽自動車のシェア目標30%について「最低限キープしておかなければいけない位置」との考えを改めて示した。

田村副社長は「経営というのは絶対値だと思っている。うちが生活していくために最低限これだけの収入がなくてはいけないという絶対値を確保するために販売計画台数は最初にたてる。ところがマーケットが大きくなってくる時に、(台数だけをみていると)それでは乗り遅れてしまう。“ここの位置にいなくてはまずいだろう”というのが、シェアのとらえ方だと思う」と解説。

「その意味での(シェア目標の)3割というのは最低限その水準でありたいというもの。現場で実際に車を売って、1台の怖さを知ってやってきた人間はどうしても需要予測はネガティブになる。しかし最低限のところはキープしておかなければ乗り遅れる、というところは外してならない。そういった視点からシェアをみている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
  5. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る