【スズキ キャリイ 新型発表】鈴木会長「都会の若者らしい車になった」
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初代キャリイは1961年10月に誕生。鈴木会長がスズキに入って2年目の30歳のときに初めて車づくりを学んだという思い入れ深い車だ。「当時のキャッチフレーズは『力のキャリイ』だった。デザインなんて考えないで、とにかく力があって壊れなければいいんだということだった」と鈴木会長。
この「力があって壊れない」という基本は代々受け継がれ、今回の新型車はその基本に近代風のスマートさを盛り込んだそうだ。その結果、「田舎の若者というより都会の若者らしくなった」と鈴木会長も驚いているほど。
発表会の後半には、TVCMに起用された菅原文太さんとはるな愛さんが登場。菅原さんは自身も農業に携わり、キャリイを含めて5台ほどの軽トラックを持っており、「うちにあるものは窮屈だけれども、これだと普通に乗っていられたから、毎年1台ずつこれに変えようと思う」と話し、お気に入りの様子だった。
《山田清志》