関東鉄道、常総線100周年に合わせ「新線」建設…保線体験イベントも実施

鉄道 企業動向
常総線の騰波ノ江駅(2008年7月)。現在は新しい駅舎に建て替えられている。
常総線の騰波ノ江駅(2008年7月)。現在は新しい駅舎に建て替えられている。 全 3 枚 拡大写真

関東鉄道はこのほど、常総線騰波ノ江駅(茨城県下妻市)構内にトロッコ線「とばのえ支線」を建設する計画を発表した。軌間は1067mmで、常総線が開業100周年を迎える11月1日の開通をめどに敷設作業を進めている。9月には保線作業の体験イベントを実施する予定。

騰波ノ江駅には以前、上り本線から分岐する貨物線が存在し、農産物などの貨物を受ける線路があった。こうしたことから同社は100周年記念事業の一環として、関鉄レールファンCLUBとの協力により貨物線の「復活」を計画。貨物線が敷設されていた位置に線路を敷設し、トロッコの乗車体験施設として整備することにした。

これに伴い、関鉄レールファンCLUBは9月21・22日に保線作業体験イベントを実施する。犬釘の打ち込みによるレールと枕木の締結を参加者に体験してもらう。事前応募制で、各日10人程度を募集している。申し込みは関東鉄道の鉄道部業務課(電話:029-822-3718)まで。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る