日産自動車が、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(以下ニスモ、NISMO)のノウハウを生かして開発する高性能プレミアムスポーツバージョン。この量産車シリーズに選ばれた『GT-R』の開発が、順調に進んでいる。
これは8月30日、日産自動車が明らかにしたもの。同社は、「『GT-R NISMO』の開発は、日本で順調に進んでいる。2014年に発売する予定」と発表している。
2013年2月、GT-R NISMOは、日本や欧州での『ジューク』、欧州での『フェアレディZ』(海外名:『370Z』)などに続いて、ニスモの高性能プレミアムスポーツバージョンとして市販化されることが決定。
日産は、中期経営計画の「日産パワー88」期間中、少なくとも毎年1車種のニスモ車を投入する予定。日産のロードカーのラインアップを拡充していくことを約束している。
GT-RとNISMO車のチーフ・プロダクト・スペシャリスト、田村宏志氏は、「GT-R NISMOは、パフォーマンスを追求したGT-R。モータースポーツからのフィードバックにより、真のパフォーマンスを求める顧客向けの車に仕上がる予定」とコメントしている。