JR東日本とびゅうトラベルサービスは9月3日、台湾で個人向けの旅行商品ブランド「東日本鉄道ホリデー」を新たに展開すると発表した。
JR東日本は「観光立国の実現」に向け、海外への情報発信の強化と訪日観光客の増加に取り組んでいるとしており、今回の新ブランド展開もその一環。台湾でのブランド名は「東日本鉄道假期」で、「假期」は「小旅行」を意味する。
「東日本鉄道假期」は、東京を起点にJR東日本の鉄道を利用するもの。関東近郊の温泉や観光地を訪ねたり、雪遊びを楽しむ「東京+(PLUS)」、サクラや紅葉を楽しむ「季節おすすめ商品」、列車に乗ること自体を目的とした「おすすめ列車商品」の3分野で旅行商品を設定し、台湾の旅行会社で販売する。
JR東日本は過去にも台北市内の都市鉄道(MRT)で車体ラッピング広告を展開するなど、台湾からの訪日観光客の増加を目指した営業活動を展開している。今回は専用ウェブサイトを9月18日に開設。各旅行会社との共同プロモーションを実施するほか、さまざま媒体を活用して情報発信を強化するとしている。