JR西日本は6月24日、同社の旅行商品を扱っている新大阪駅の「JR西日本トラベルコーナー」について、7月1日から訪日外国人への対応を充実させると発表した。主要駅で試行している「電話を利用した多言語通訳サービス」も全エリアに拡大する。
新大阪駅のトラベルコーナーでは、訪日外国人向けのフリー切符「JRウエストレールパス」を取り扱っているが、7月1日からはJR全線が乗り放題の「ジャパンレールパス」の取り扱いも開始する。さらに西日本エリアの観光地の協力を得て外国語パンフレットコーナーを設置する。
また、外国人の多い関西空港駅や京都エリアの駅などでは、訪日外国人向けに電話を介した多言語通訳サービスを試行してきたが、7月1日から新大阪駅トラベルコーナーを含め全社にサービスを拡大させる。対応言語は英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語。