ルノー、COO職を2分割へ…タバレスCOO辞任後の対応

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ルノー日産のカルロス・ゴーンCEO
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フランスの自動車、ルノーは9月3日、COO(最高執行責任者)の職務を2分割し、新たな役職を設けると発表した。

これは8月29日、カルロス・タバレスCOOが辞任し、ルノーを去ることを表明したことを受けての新人事。COO職を新たに、「チーフ・コンペティティブ・オフィサー」と、「チーフ・パフォーマンス・オフィサー」に分割する。

チーフ・コンペティティブ・オフィサーは、商品、プログラム、デザイン、エンジニアリング、品質、IT、購買、生産、サプライチェーンなどを担当。

チーフ・パフォーマンス・オフィサーは、欧州、アフリカ、ユーラシア、アメリカ、アジア太平洋地域の営業&マーケティング活動を統括。売上げや市場シェア、利益率目標を達成するのが主な業務となる。

ルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEOは9月2日、フランス本社に120名の管理職を集め、新人事について説明した。同社は、「COO職の分割は、ルノーの開発&生産、営業、財務の業績を引き上げるのが目的」と説明している。

《森脇稔》

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