【フランクフルトモーターショー13】アウディ、スポーツ クワトロ コンセプト 発表…700psツインターボのPHV

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アウディ スポーツ クワトロ コンセプト
アウディ スポーツ クワトロ コンセプト 全 6 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは9月4日、『スポーツ クワトロ コンセプト』の概要を明らかにした。実車は9月10日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー13で初公開される。

アウディは2010年秋、パリモーターショー10に『クワトロ コンセプト』を出品。同車はアウディの名車、『クワトロ』のデビュー30周年を記念して、製作されたコンセプトカーだった。アウディが今回、発表したスポーツ クワトロ コンセプトは、その発展形。

2010年のクワトロ コンセプトは、ガソリンエンジンを搭載。スポーツ クワトロ コンセプトでは、パワートレインがプラグインハイブリッド(PHV)に進化したのが、大きな特徴。

スポーツ クワトロ コンセプトのPHVシステムは、エンジンが、『S8』などが積む直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボ「TFSI」。最大出力は560ps、最大トルクは71.4kgmを引き出す。アイドリングストップや、低負荷走行時に8気筒の半分の4気筒を休止するCOD(シリンダー・オン・デマンド)を採用する。

モーターは、エンジンと8速ティプトロニック・トランスミッションの間に配置。最大出力は150ps、最大トルクは40.8kgmを発生する。二次電池は蓄電容量14.1 kWhのリチウムイオンバッテリー。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行できる。

エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、最大出力が700ps、最大トルクが81.6kgmと、非常にパワフル。そのおかげで、スポーツ クワトロ コンセプトは、0-100km/h加速3.7秒、最高速305km/hの性能を発揮。それでいて、EVモードの効果もあり、欧州複合モード燃費40km/リットル、CO2排出量59g/kmの優れた環境性能を実現している。

《森脇稔》

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