【ユーロNCAP】マツダ アテンザ 新型、最高評価の5つ星

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マツダ・Mazda6(日本名:アテンザ セダン)
マツダ・Mazda6(日本名:アテンザ セダン) 全 1 枚 拡大写真

欧州で唯一、公的な衝突安全テストを実施しているユーロNCAPコンソーシアムは9月4日、新型マツダ『アテンザ』(欧州名:『マツダ6』)の衝突テストの結果を公表した。

ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突29km/h、歩行者衝突40km/hで実施。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で実施される衝突テスト。

また2009年2月、ユーロNCAPは新評価システムを導入。評価の項目に応じて、ポイントが配分される。例えば、最重要視される「成人乗員保護性能」には、ポイントの50%を配分。「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」には各20%、エアバッグやABS、ESCなどの「安全補助装置の有無」には10%を配分する。最高評価の5つ星を獲得するためには、総合評価が90ポイント以上必要とされている。

新型マツダ アテンザは同テストにおいて、成人乗員保護性能33点、子ども乗員保護性能38点、歩行者保護性能24点、安全補助装置の有無7点の合計102ポイントを獲得。総合評価で、最高の5つ星に輝いた。

新型アテンザの102ポイントは、最近のユーロNCAPのマツダ車のテストでは、『CX-5』の105点に次ぐ優秀な結果。マツダのジェレミー・トムソン氏は、「新型アテンザは高張力スチールの採用やボディ構造の強化などにより、より軽く、強くなった」とコメントしている。

《森脇稔》

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