くまモン、カーナビで道案内…マップルナビK

自動車 ニューモデル 新型車
くまモン、カーナビで道案内…マップルナビK
くまモン、カーナビで道案内…マップルナビK 全 9 枚 拡大写真

キャンバスマップルは9月4日、熊本県のご当地キャラクター“くまモン”が道案内するカーナビアプリ「マップルナビK」を発売した。

発表会では同社の山本幸裕社長が、新しいアプリに関して、“かわいい”だけでなく“帰宅支援モード”を備えるなど3つの特徴を紹介、「“きれい!”、“かわいい!”、“こころづよい!”3つの特徴で頑張っていきたい」と同アプリにかける意気込みを示した。

同社が発売したiPhone向けナビアプリの「マップルナビK」は、「マップルナビS」を進化させたもの。地図表示に関しては、高速な描画処理を実現する「OpenGL ES」を採用することで、フリックスクロール操作の滑らかを実現させたという。

発表会では、他のカーナビアプリ「Google Maps」「iOS標準マップ」との比較として、同じ縮尺の地図をスクロールしてJR山手線一周にかかる時間をタイム計測結果を公表。開発を担当した同社企画部次長の広瀬浩司氏が、会場で実際にタイム計測に挑戦し、Google Mapsの56.7秒を破る、52秒を記録してスクロールの速さを示した。

目玉の特徴となる“くまモン”は、熊本県内に入るとメニュー画面やナビ画面に“くまモン”が登場する。地域振興の目的もあってかアプリ購入時の状態では熊本県以外の地域では“くまモン”は登場しないのだが、他の地域でも表示させる裏技もあり、昭文社電子ガイドブックアプリ「まっぷるマガジン」、「ことりっぷ」より熊本県観光スポットや施設を「マップルナビK」に転送することで、“くまモン”を登場させることができる。

3つ目の特徴となる「帰宅支援モード」は、端末内に地図データをダウンロードしていることを生かして通信環境がない場所でもナビが可能となる機能。「マップルナビK」においては、避難場所や、救援スポットを確認しやすくしたことが示された。

アプリの“くまモン”起用は、同社における、日本全国の「いい場所」「いいもの」を掘り起こして伝えていく地域振興活動の第一弾として位置づけられている。全国にあるご当地キャラクターを同様に展開していくことに関しては、山本社長「いまのところ“くまモン”一本でやっていきたい、将来的に拡張する可能性はありますが計画はまだない状態」と話した。

アプリの価格は1400円、9月18日まではキャンペーン価格で900円となっている。また、既存の「マップルナビS」ユーザーに関しては、無料で「マップルナビK」にアップデートすることができる。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  3. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る