アメリカンマッスルカーを現代に継承するモデルであり、スポーツカーとしても今や世界で認められるまでに成長したコルベットの7代目モデルが、来年前半に日本で発売される。ゼネラルモーターズ・ジャパンでは発売に先立って今年8月に「オール ニュー シボレー コルベット カスタムプレオーダー キャンペーン」を実施したが、今回その結果が発表された。
このキャンペーンは、ボディカラー、シート、インテリアのカラーコンビネーション、その他のオプションを自由に選択できるもので、約6万通りの中から自分だけの「コルベット」を注文できるというもの。こうした自由な組み合わせはプレオーダーのみで可能であり、しかもプレオーダー分はいち早く納車されるとあって注目されていた。
今回その結果が発表され、プレオーダーによる受注は50台に達していることがわかった。まだコルベットの車両販売価格も発表されていないことを考えると、これは驚異的な人気といえるだろう。
7代目「コルベット」は新開発の6.2リットルV8エンジンを搭載し、最高出力は460psを誇る。0-60マイル(0-96km/h)加速は3.8秒とその名に恥じないものだ。アルミフレームやカーボンファイバー製のボンネット、ルーフパネルなどにより、軽量なボディと、前後重量配分50対50を実現し、ハンドリングも優れているという。今年1月のデトロイト・モーターショーで発表され、日本での発売が待たれている。