【リコール】三菱ふそう キャンター など、変速不能になるおそれ

自動車 ビジネス 国内マーケット
改善箇所
改善箇所 全 2 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バスは9月5日、『キャンター』などのオイルホースクランプおよびシートベルト巻き取り装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、キャンター、ローザ、エアロエース、エアロクィーン、日産アトラスで、2010年12月20日~2013年7月16日に製作された1万2497台。

デュアルクラッチ方式の機械式オートマチックトランスミッションを搭載した小型トラック・バスにおいて、オイルクーラーホースのトランスミッション側接続部の締付力が不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ホースが外れてトランスミッションオイルが漏れ、変速が出来なくなって走行不能になるおそれがある。

小型トラックと大型バスの運転席または助手席用シートベルトにおいて、巻取装置内部のロック機構部の製造方法が不適切なため、圧入部が緩み、シートベルト脱着時に異音や引っ掛かりが発生するおそれがある。そのまま使用を続けると、最悪の場合、圧入部品が外れ、衝突時にシートベルトのロックが作動しなくなる。

オイルホースクランプの不具合については、全車両、オイルクーラーホースのトランスミッション側接続部のクランプを対策品に交換する。

シートベルト巻き取り装置の不具合については、全車両、当該シートベルトを点検し、圧入部が緩んでいないものは、当該巻取装置の内部に緩み対策部品を取り付ける。圧入部が緩んでいるものは、当該シートベルトを良品に交換する。

不具合発生件数はオイルホースクランプが5件、シートベルト巻き取り装置が0件で、市場および部品メーカーからの情報で発見した。

事故は起きていない。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る