【フランクフルトモーターショー13】アクセスは鉄道で…中央駅から会場まで約4分

鉄道 エンタメ・イベント
フランクフルトモーターショー会場への足となるSバーン(近郊鉄道)で運行されているET423形電車(写真は他都市で使用される同形車両)
フランクフルトモーターショー会場への足となるSバーン(近郊鉄道)で運行されているET423形電車(写真は他都市で使用される同形車両) 全 2 枚 拡大写真

9月10日に開幕するフランクフルトモーターショー。自動車だけでなく欧州の鉄道大国でもあるドイツでの開催だけに、見本市会場(Messe Frankfurt)へのアクセスも鉄道が便利だ。

会場中央の入口(Eingang Torhaus)にはドイツ鉄道の近郊電車「Sバーン(S-Bahn)」の「メッセ(Messe)」駅が直結。Sバーンは日本の路線バスのようにルート別に系統番号が付いており、同駅にはS3・S4・S5・S6系統が停車する。フランクフルト中央駅(Hauptbahnhof)からは二つ目、所要時間は約4分。会場東側の入口(Eingang City)にも地下鉄「Uバーン」(U-Bahn)4号線と路面電車16・17系統が停車する駅「フェストハレ/メッセ(Festhalle/Messe)」があり、中央駅から利用できる。

中央駅から会場までは、Sバーン、地下鉄、路面電車のいずれも片道大人2.60ユーロ(約340円)。公共交通機関の運賃は同一ゾーン内が均一運賃となる「ゾーン制」となっており、中央駅や会場を含む市内ゾーンの1日乗車券(Tageskarte)は6.40ユーロ(約835円)のため、会場への往復以外にも市内で各種交通機関を利用するならこちらがお得だ。

フランクフルト国際空港にもSバーンが通っているが、メッセ駅まで直通する列車はないため、中央駅で乗り換えとなる。空港は市内と異なる運賃ゾーンのためやや高くなり、空港~会場間は片道大人4.25ユーロ(約555円)、1日乗車券は8.30ユーロ(約1085円)となる。

また、空港~市内間の路線を含む市内のSバーン、地下鉄、路面電車、バスに乗車でき、観光施設の入場料割引などの特典も付いた「フランクフルトカード(Frankfurt Card)」は1日券が9.20ユーロ(約1200円)、2日券が13.50ユーロ(約1760円)で、ツーリストインフォメーションなどで購入できる。

日本の鉄道と異なり改札口がなく、そのままホームに入れるが、車内での抜き打ち検札で有効なチケットを持っていなかった場合は高額の罰金が課せられる。乗車の際にはチケットの購入を忘れないよう注意が必要だ。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る