【コンチネンタル・テックライド2013】25年の実現目指し、昨年から自動運転車の実証開始

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コンチネンタル・オートモビル・テックライド2013
コンチネンタル・オートモビル・テックライド2013 全 3 枚 拡大写真

ガソリンエンジンであっても、現代のクルマは電子制御のカタマリ。そんな電子制御のパーツを開発、生産している部品メーカーの中でも5大メジャーサプライヤーの1つが、コンチネンタルである。

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そんなコンチネンタルの技術説明会である「コンチネンタル・オートモビル・テックライド2013」が、千葉県旭市にある同社の旭テストセンターで開催された。これは報道関係者向けに定期的に開催されているもので、現在市販車に搭載されているコンチネンタル製品と、これから登場する、開発中の技術を紹介するものだ。

まずはコンチネンタルグループの概要と昨年の業績等について、コンチネンタル・ジャパンのクリストフ ハゲドーン社長から説明を受けた。それによるとコンチネンタルは1871年にドイツで創業した、ゴム製品メーカーだった。タイヤメーカーとして成長を続けた後、20世紀後半よりM&Aを進め、インテリア部品やパワートレインのマネージメントシステム、ブレーキやスタビリティシステムなどのシャーシ技術の部門などをグループ内に構築。2012年の売上高は前年比微増で327億ユーロ。今や世界49か国に291もの拠点があり、従業員数は約17万人にもなっているそうだ。

そしてシャシー&セーフティー部門の日本・韓国地区代表でもあるハゲドーン社長は、自動車業界の4つのメガトレンド、更なる安全性、クリーンパワー(環境性能)、インテリジェントドライブ、グローバルモビリティのうち、手段が極めて近い安全性とインテリジェントドライブについて、これからの発展性を語った。

同社では、現在の運転支援システムから完全なる自動運転に向けたロードマップを作成している。それによると、自動ブレーキなどの運転支援システムは2013年までに完成の域に達し、その後は自動運転の発展ステージとなる。まず2016年までに高速道路上での渋滞時のゴーストップなど、シンプルな状況での自動運転を実現し、その後2020年頃には高速道路での巡航について自動化を達成し、2025年には高速道路での追い越しなど本線上でのすべての走行を自動化できる、としている。

そんな自動運転を市販車に導入するための問題は、技術分野ではなく法整備にあるとしている。万が一事故が起きた場合、責任はドライバーとメーカーのどちらにあるのか、などこれまでの自動車関係の法律では対応出来ないからだ。ただ、あくまで自動運転は交通事故ゼロを目指す手段であり、技術面ではそれを実現して導入するというのが同社の考え。フェイルセーフ(誤作動時の安全対策)を含めた絶対安全な装置として完成しなければ、商品として通用しない、ということだ。

Googleが自動運転車を開発して以来、自動車業界各社でも自動運転車の開発競争が激化しているが、コンチネンタルでも昨年からアメリカ・ネバダ州で自動運転車の実証実験を始めていると言う。しかもそれは、カメラやレーダーなどのセンサー類に現在市販車に搭載されている部品を使っているそうなのだ。これを聞いて、自動運転車の具現化に急速にリアリティを感じ始めた。

《高根英幸》

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