京阪、「ちはやふる」記念切符を大津線で発売…9月21日から

鉄道 企業動向
9月21日から発売される「ちはやふる特製乗車券」。2枚1セットでの販売となる。
9月21日から発売される「ちはやふる特製乗車券」。2枚1セットでの販売となる。 全 4 枚 拡大写真
京阪電気鉄道は9月6日、「京阪電車大津線 ちはやふる特製乗車券」を9月21日から発売すると発表した。漫画「ちはやふる」を券面にデザインした記念切符。大津線で運行されている「ちはやふる」のラッピング電車も運行期間を延長する。

「競技かるた」を題材にした末次由紀さんの漫画作品「ちはやふる」は、2007年から「BE・LOVE」(講談社)で連載が開始。2011年10月にはテレビアニメ化されている。また、「かるたの甲子園」と呼ばれている競技かるたの全国大会は、京阪大津線を構成する石山坂本線沿線の近江神宮(滋賀県大津市)で開催されており、「ちはやふる」のアニメでもオープニングで近江神宮が登場する。

こうしたことから京阪電鉄は、2012年7月24日から大津線の600形2両編成1本(617+618号)を使用した「『ちはやふる』ラッピング電車」の運行を開始。さらに今秋は沿線で「『ちはやふる』大津展」や、かるたの入門講座、スタンプラリーなど「ちはやふる」にちなんだ企画が多数実施されることから、記念切符を発売することにした。

記念切符は「大津線1日フリー乗車券」の大人券2枚と台紙をセットにしたもので、「ちはやふる」の登場人物などが描かれている。発売額は1セット1000円で、発売数は3000セット。9月21日の9時から浜大津駅で発売し、22日以降は近江神宮前駅と大津、石山、堅田各駅の観光案内所でも発売する。

当初は2012年7月から約1年間としていた「『ちはやふる』ラッピング電車」の運行期間も、2014年3月末まで延長する。車体外板のほかドア内側やつり革などに「ちはやふる」の登場人物などが描かれている。

《草町義和》

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