【マツダ アクセラ プロトタイプ】2DINナビが装着できない理由

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ アクセラ プロトタイプ
マツダ アクセラ プロトタイプ 全 30 枚 拡大写真

3代目となる『アクセラ』プロトタイプ試乗会が箱根にあるTOYO TIRES ターンパイクにて開催された。

新型アクセラには「HEADS-UP COCKPIT」と呼ばれる新しいHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)が採用されたが、このシステムには2DINタイプのナビ・オーディオが搭載できない。

今回、2DINタイプのオーディオ・ナビを排した理由について電子開発部の大池太郎氏は「2DINにしてしまうとハードウェアは時とともに古くなってしまいます。ハードウェアをモジュールごとに分け、パソコンのようにソフトウェアをアップデートすることで、世の中の進化に対応し”古くならないクルマ”を目指しました」と語る。

また、開発担当主査の猿渡健一郎氏は「お客様の中には、タッチパネルで操作ができる2DINタイプのナビを付けたいという方もいらっしゃいます。しかし、タッチパネルの操作はディスプレイを凝視しなければならず、走行中に操作するのは危険です。我々は、危険と考える装備をお客様に勧めることはできません。走行中の安全の為にあえて2DINを排し、目線移動の少ないコマンダー操作が可能なシステムを搭載し、ディスプレイを高い位置に配置しました。このシステムは2DINでは実現不可能だったのです」と説明した。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る