VWジャパン、ポロ ブルーGT 発売…同モデル最高燃費21.3km/リットル

自動車 ニューモデル 新型車
VW・ポロ ブルーGT
VW・ポロ ブルーGT 全 17 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、コンパクトハッチバック『ポロ』に同モデル最高となる低燃費を実現した『ポロ ブルーGT』を新たに導入し、9月10日より販売を開始した。

ポロ ブルーGTは、「ポロ GTI」と「ポロ TSI ハイライン」の間を埋めるモデルとして、高い動力性能とポロ史上最高の低燃費の兼ね備えたモデル。

「BlueMotion Meets GTI」をコンセプトに開発、新型「ゴルフ TSI ハイライン」と同じ気筒休止エンジン1.4 TSI アクティブシリンダーマネジメント(ACT)をポロとして初めて採用し、7速DSGと組み合わせている。

NAエンジンの2.5リッタークラスに相当する250Nmのトルクを1500rpmから発生、最高速は210km/hに達すると同時に、ポロの最高燃費だった「1.2TSI コンフォートライン」の21.2km/リットル(JC08モード)を上回る、21.3km/リットルという優れた低燃費を実現している。この結果、ポロ ブルーGTは、エコカー減税(75%減税)適用車両となる。

ポロ ブルーGTが搭載する最新の1.4 TSI ACT エンジンは、大きなパワーを必要としない時は、4気筒のうち2気筒を休止。また、ダウンサイジング(小排気量+直噴&過給システム)、ブルーモーション テクノロジー(スタート/ストップシステム、ブレーキエネルギー回生システム)、エアロダイナミクスを向上させるための専用エクステリアやアンダーボディトリムの採用などにより、ポロ史上最高の低燃費を実現した。

一方、ポロGTIゆずりのリヤスポイラーやディフューザー付リヤバンパー、デュアルエキゾーストパイプなどの採用により、スポーティなイメージを高めつつ、15mm車高を落としたスポーツサスペンションや17インチアルミホイール、電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」などにより、ハンドリング性能も大幅に向上させた。

インテリアも、機能・デザイン面で大きくアップグレード。シートにはテーマカラーのブルーが配色された専用のアルカンターラ&ファブリックのスポーツシートを採用し、「ポロ」シリーズの中で唯一装備するクルーズコントロールや、GTエンブレム入りの専用レザー3本スポークステアリングホイール、グレーステッチ入りのレザーハンドブレーキグリップやシフトノブを装備し、高い機能性を持たせている。

ブルーGTの発売によりポロシリーズは「TSI コンフォートライン ブルーモーションテクノロジー」、「クロスポロ」、「TSI ハイライン」、「 ブルーGT」、「GTI」の全5グレードのラインアップとなる。

ブルーGTのボディ色は、専用のブルーシルクメタリックに加え、キャンディホワイト、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリックの4色を用意。価格は263万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  2. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  3. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス、ベネチア国際映画祭の公式車両に…『ES』新型のEVがレッドカーペットに登場へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る