英国の高級車メーカー、ベントレーは9月9日(日本時間9月10日未明)、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー13のプレビューイベント、「フォルクスワーゲングループナイト」において、『コンチネンタルGT V8 S』をワールドプレミアした。
同車は、2ドアクーペ&コンバーチブルの『コンチネンタルGT V8』をベースに、さらなる高性能化を追求したシリーズのフラッグシップモデル。500psオーバーのエンジンを、さらにパワーアップしたのが特徴。
コンチネンタルGT V8 S用の直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンには、吸排気系を中心にしたチューニングを実施。この結果、最大出力528ps/6000rpm、最大トルク69.3kgm/1700rpmを獲得する。
この数値は、コンチネンタルGT V8の最大出力507ps、最大トルク67.3kgmに対して、21ps、2kgmの上乗せ。トランスミッションはZF製の8速ATで、動力性能は0-100km/h加速4.5秒、最高速309km/h。0-100km/h加速はベース車両のコンチネンタルGT V8に対して、0.3秒の短縮。
強化された心臓部に合わせて、足回りはサスペンションを専用チューン。車高は10mm低められた。ブッシュやスタビライザーも強化。ステアリング系やESCも、専用チューニングを受けている。