時代の概念が投入された最新作『A列車で行こう 3D』、ニンテンドー3DSで12月12日発売

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時代の概念が投入された最新作『A列車で行こう 3D』、ニンテンドー3DSで12月12日発売
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アートディンクは、ニンテンドー3DSソフト『A列車で行こう 3D』を12月12日に発売することを発表しました。

『A列車で行こう』とは都市開発と鉄道運営、そして会社経営の3要素を併せ持つ、「都市開発鉄道シミュレーションゲーム」。1985年に発売されてから25年以上も愛され続けた本シリーズは、PCへのリリースに始まり、PlayStationなどの家庭用ハード機やニンテンドーDSなどの携帯ゲーム機、そしてモバイルゲームと時代を反映したさまざまなプラットフォームで展開され、最新作の『A列車で行こう9』も多くの人が楽しんでいます。

そんな本シリーズの新しいタイトルとなる、ニンテンドー3DSソフト『A列車で行こう 3D』が、2013年12月12日にリリースされます。鉄道を広げて街を作るという本シリーズ共通となる基本をベースとしながらも、『A列車で行こう 3D』には特徴的な要素がたっぷりと詰め込まれた一作です。

本作では、「時代」の移り変わりを感じることができます。列車や建物が老朽化して新型車両や大型建造物に置き換わることで街並みが大きく変化したり、コンビニが建つ、物価が急騰する、増税される・・・などなど、史実に沿った出来事が発生し、ゲームに大きな影響を与えます。また資材の他に、木材、石炭、石油などの資源が登場し、時代に応じて主要となる資源が変化するため、時代を見極めることこそが本作のカギになると言えそうです。

時代の概念が導入されたことにより、『A列車』ファンから要望の多かった路面電車が、歴史概念の追加に合わせて初登場します。かつて主流だった交通機関が、モータリゼーションの発達で、道路交通の発展の影に埋もれていく。そんな様子を、ゲームの中で体感することも。

また、「架線柱」「防護柵」「街灯」「ガードレール」といった、線路や道路の装飾パーツも追加され、架線柱を設置したり、住宅地沿いの路線に防護柵を置いたりと、あなただけのこだわりを追求することができます。加えて、「2車線道路」「カーブ勾配」「立体交差道路」などの追加パーツを使えば、より自由な、思い通りの線形を組むことも可能となります。

そして駅関連の施設として、「車庫」「信号場」が追加となります。信号場を設置すれば、駅停車中に繊細なダイヤ設定を行わなくても、単線区間の待ち合わせを簡単に行うことが。また、臨時列車など、未運行期間のある列車は車庫に保管することで、維持費の節約ができます。

前作のニンテンドーDS版では、最大5両編成まででしたが、本作では最大7両編成まで可能となり、より多くの乗客の輸送を行えるようになりました。更に、4番線までだった駅のホーム数も、6番線ホームまで建設可能。より多彩な構成で鉄道運営を楽しめます。

その上、奇数ホームと偶数ホームを区別してダイヤを設定できるようになり、同一列車でも「上り」到着時と「下り」到着時でダイヤを切り替えることができます。加えて、過去のプレイ履歴をライバルに据えることで、経営を競争することも。ライバル会社を設定すると、プレイ中にライバルのファンファーレイベント達成などの進行状況が報告されるようになり、競争心をくすぐりプレイ意欲を高めてくれることでしょう。

しかも本作の進化は、ゲーム面だけに留まりません。3Dカメラモードが立体視に対応し、
列車、バス/トラック、建物、街などの3Dモデルによる、偽りのない完全な立体視を実現。モデルのクオリティアップも相まって、さらに臨場感あふれる街並みが、3DSの画面内に広がります。

更に、地形成形や建物配置など、制限無く自由に街を作れるコンストラクションモードに、「会話シーン」をマップへと組み込む要素が加わり、手詰まり時に秘書からアドバイスを言わせたり、目標達成時にお祝いを言わせたりも思いのままです。

様々な進化とゲーム性が詰め込まれた、『A列車で行こう 3D』。発売は12月となっており、もう少しだけ先となりますが、本作には早期購入特典として「A列車で行こう3D サウンドトラックCD」が用意されています。ボーカルを含めた30曲以上が収録され、ここでしか入手できないCDとなっているので、まだ発売は先だと油断せず、早めのご予約をお勧めします。

『A列車で行こう 3D』は、2013年12月12日発売予定。価格は、6,090円(税込)です。

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《臥待 弦(ふしまち ゆずる)@INSIDE》

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