住友金属鉱山、トヨタ自動車の株式を追加取得、二次電池正極材事業の連携強化

自動車 ビジネス 企業動向

住友金属鉱山は、二次電池事業での連携を強化するため、トヨタ自動車の株式を追加取得したと発表した。

住友金属鉱山が保有するトヨタの保有株数は473万8300株、保有割合は0.137%となった。

住友金属鉱山は、相手先が同社の事業、戦略を理解し、中・長期に相応の同社株式を保有することが期待できると判断した場合に限定し、有価証券を取得することを基本方針としている。

トヨタに対してはハイブリッド車、プラグインハイブリッド車などに搭載される二次電池の正極材を供給している。また、トヨタとは2010年10月、豊田ケミカルエンジニアリング、プライムアースEVエナジーの4社共同で、世界初となる使用済みの「ハイブリッド車用ニッケル水素電池」に含まれる、ニッケルを電池原料として再資源化するリサイクル事業を開始するなどの関係を持つ。住友金属鉱山は、電池材料事業でトヨタとの関係強化を図るため、昨年トヨタ自動車の株式を取得した。

住友金属鉱山では、材料事業分野で、特に成長が見込まれる二次電池正極材料を柱として、その拡大に注力している。需要家であるトヨタとの戦略的関係を一層強化することが重要と判断し、今回株式を追加取得した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 【アウディ A3 新型試乗】アウディらしい闊達なスポーティさが持ち味…島崎七生人
  3. 日産、追浜工場の跡地活用計画、9月末までに決定へ[新聞ウォッチ]
  4. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  5. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る