【フランクフルトモーターショー13】トヨタ、ルマンカー譲りのモンスター ヴィッツ 420ps[詳細画像]

自動車 ニューモデル ショーカーライブラリー
ヤリス ハイブリッド-Rコンセプト
ヤリス ハイブリッド-Rコンセプト 全 38 枚 拡大写真

欧州トヨタがフランクフルトモーターショー13で初公開した『ヤリス ハイブリッド-Rコンセプト』はルマンカー譲りのテクノロジーを搭載したモンスターコンパクトだ。

ヤリス ハイブリッド-Rコンセプトは、欧州向け『ヴィッツ』の3ドアをベースに、モータースポーツで磨いたトヨタのハイブリッド技術を投入。今年のルマン24時間レースで2位を獲得し、WEC(世界耐久選手権)に参戦中の『TS030ハイブリッド』と同様の技術が、パワートレインに採用される。

搭載エンジンは、トヨタモータースポーツの開発した直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボのGRE(グローバル・レース・エンジン)。モータースポーツでの使用が前提のこのエンジンは、最大出力300psと、排気量1.6リットルとしては異例のパワーを引き出す。

これに、2個の強力なモーターを組み合わせる。エンジンは前輪を駆動。後輪の左右にそれぞれモーター(最大出力60ps)を配置し、エンジンとモーターを合わせたトータル出力は420psとなる。システムではスーパーキャパシタを後席下に搭載。ルマンやWECレーサーのTS030ハイブリッドの技術を応用した部分だ。

インテリアはスポーツシートが搭載され、各所にブルーのアクセントが配されている以外に大きな変更がないのは意外だが、セレクターレバーはドグミッション化され、ステアリングスイッチには「BOOST」ボタンが。このボタンを押下することによってキャパシタ&モーターのパワーで強烈な加速を実現するものと思われる。

《ショーカーライブラリー》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る