【フランクフルトモーターショー13】アストンマーチン、V12ヴァンテージS 初公開…573ps、最高速330km/h

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アストンマーチン V12ヴァンテージS(フランクフルトモーターショー13)
アストンマーチン V12ヴァンテージS(フランクフルトモーターショー13) 全 11 枚 拡大写真

英国の高級車メーカー、アストンマーチンは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、『V12ヴァンテージS』をワールドプレミアした。

V12ヴァンテージSは、2009年に発表された『V12ヴァンテージ』の進化バージョン。V12ヴァンテージの性能を、さらに引き上げるために、エンジンのパワーアップに取り組んだ。

「AM28」型6.0リットルV型12気筒ガソリンエンジンは、最新世代のボッシュ製エンジンマネジメントを採用するなど、専用チューニングを行う。この結果、最大出力573ps/6750rpm、最大トルク63.2kgm/5750rpmを獲得。V12ヴァンテージに対して、56ps、5.1kgm強化された。

トランスミッションは、新開発の7速「スポーツシフト」で、V12ヴァンテージの6速MTよりも25kg軽量化。V12ヴァンテージS は、0-100km/h加速3.9秒、最高速330km/hの実力。限定車の『One-77』(すでに完売)を除けば、現行アストンマーチンで最速のパフォーマンスを達成した。

V12ヴァンテージSの英国ベース価格は、13万8000ポンド(約2180万円)。同社のウルリッヒ・ベッツCEOは、「V12ヴァンテージSはアストンマーチン最高の新型スポーツカーになるだろう。我々の技術者は、アストンマーチンで最もパワフルなエンジンを、現行ラインナップで最小のスポーツカーに搭載した」とコメントしている。

《森脇稔》

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