ヴァレオは、エンジニアリング分野の学生を対象とした世界的なコンテスト「ヴァレオ・イノベーション・チャレンジ」の開催を発表した。
同コンテストでは、2030年の自動車をよりインテリジェントで直観的にする装備に関するアイデアを募集する。
第1ラウンドでは、学生たちが2人から5人のメンバーでチームを組み、革新的で斬新なプロジェクトを発案して英語で応募。この中から優秀とみなされた20組は、モックアップやモデル、ソフトウェアのシミュレーションなど自らが選んだ形式でモデルを作成する。アイデアを具体化し、デモ用の展示物を作成する費用として、各チームには5000ユーロ(約66万円)提供される。
最終選考に残った3チームには、2014年パリモーターショーの会場で、プロジェクトを審査員に発表。審査員は、ヴァレオグループのジャック・アシェンブロワCEOを議長とし、ヴァレオのエキスパートと外部のパートナーで構成。優勝チームには、賞金として10万ユーロ(約1300万円)が贈られる。