英SSTL、太陽系外惑星の居住性を評価する衛星設計…ESAとスイス宇宙局共同開発

宇宙 企業動向
CHEOPS完成予想図
CHEOPS完成予想図 全 4 枚 拡大写真

英SSTL社は9月11日、欧州宇宙機関(ESA)とスイス宇宙局が共同開発する小型科学衛星「CHaracterising ExOPlanets Satellite(CHEOPS)」の衛星プラットフォームの設計を担当すると発表した。

「CHEOPS」は太陽系外惑星と親星の特徴を細かい部分まで明らかにし、居住性を評価することを目的としている。また、ヨーロッパ南天天文台や米航空宇宙局(NASA)が開発を進める次世代宇宙望遠鏡の観測予定天体をあらかじめ観測する役目も果たす。

ESAの科学プログラムは、コストをかけずに敏速な開発が可能な小型衛星の打ち上げに力を入れており、「CHEOPS」はその先駆けになるとみられる。科学界の新しいアイデアをいち早く実行に移す、より大きなミッションの補完的な役割を担うことが期待されている。

「CHEOPS」の打ち上げは2017年末の予定。

《日下部みずき》

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