能勢電鉄、開業100周年の記念列車『大正ロマン号』運転…参加条件は「大正コスプレ」

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「のせでんレトロ大正ロマントレイン」の案内。参加者は「大正ロマン」の服装を着用しなければならない。
「のせでんレトロ大正ロマントレイン」の案内。参加者は「大正ロマン」の服装を着用しなければならない。 全 1 枚 拡大写真

能勢電鉄(兵庫県川西市)は10月20日、開業100周年記念企画として「のせでんレトロ大正ロマントレイン」を実施する。同社の鉄道路線が初めて開業した大正期の服装を参加者全員が身にまとい、特別貸切列車『大正ロマン号』に乗車する。

当日は9時30~40分、川西能勢口駅の西改札口前に集合。『大正ロマン号』に乗車して川西能勢口駅から山下駅に移動する。山下駅からは川西市東谷地区のお祭り「第2回東谷ズム」が開催される同市郷土館まで練り歩く。「東谷ズム」会場では任意参加のファッションショーなどが行われる。

事前応募制となっており、参加者60人を募集している。参加に際しては「“大正ロマン”な服装」を参加者自身が用意するか、能勢電鉄が用意する貸衣装(大人用)を着用する必要があり、集合場所の川西能勢口駅に更衣室を設置する。貸衣装は女性用が「はいからさん風」の袴、男性用が和服となっている。

参加費は大人1000円、子供600円。応募は同社ウェブサイトの申し込み専用フォームで受け付けている。締切は10月10日。

能勢電鉄は1913年4月13日、現在の妙見線能勢口(現在の川口能勢口)~一ノ鳥居(現在の一の鳥居)間が開業。その後順次延伸され、1923年11月3日までに川西国鉄前~能勢口~妙見(現在の妙見口)間が全通した。戦後は1978年12月12日の日生線山下~日生中央間開業と1981年12月20日の川西国鉄前~川西能勢口間廃止を経て現在に至る。開業時の社名は能勢電気軌道だったが、1978年10月1日に現在の社名に変更した。

《草町義和》

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