JR東海、不発弾移送で新幹線など一時運転見合わせを実施…11月10日

鉄道 企業動向

JR東海は9月13日、浜松工場(浜松市中区)の敷地内で見つかった不発弾について、11月10日に移送作業を実施すると発表した。これに伴い東海道新幹線と東海道本線で一時運転を見合わせる。

不発弾は6月に発見され、陸上自衛隊が防護措置を施した。第2次世界大戦中に米軍が使用した艦砲弾とみられる。移送作業は11月10日の8時30分から開始。陸上自衛隊が1時間程度かけて遠州灘海岸に移送し、処理する。これに伴い規制区域が設定されるため、当日は東海道新幹線の浜松~豊橋間で一時運転を見合わせる。

規制区域の設定で遅れが見込まれる列車は、下りが東京発の『のぞみ11号』から『のぞみ19号』までの8本、『ひかり461号』から『ひかり465号』までの5本、『こだま633号』から『こだま641号』までの5本。上りは新大阪発の『のぞみ108号』から『のぞみ4号』までの8本、『ひかり508号』から『ひかり460号』までの4本、『こだま638号』と『こだま642号』の2本、名古屋発の『こだま634号』と『こだま636号』の2本となっている。

最大で40分程度の遅れが見込まれているが、列車の運休は行わない。また、運転見合わせ前に上下各1本の臨時『のぞみ』を追加運転する。作業が予定通り進んだ場合、12時頃に所定ダイヤに回復する見込み。

東海道本線も浜松~舞阪間で区間運休を実施する。浜松駅を8時32分と8時51分に発車する下り普通列車は舞阪発に変更し、上りは舞阪駅を8時32分と8時45分に発車する普通列車を舞阪駅までの運転とする。

《草町義和》

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