ボルボカーズ、中国自動車技術研究センターと戦略的提携を締結

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ボルボ「ヒューマンセーフティ」…歩行者を検知し35km/h以下の場合、自動ブレーキにより可能な限り衝突の回避をおこなう
ボルボ「ヒューマンセーフティ」…歩行者を検知し35km/h以下の場合、自動ブレーキにより可能な限り衝突の回避をおこなう 全 1 枚 拡大写真

スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズは、中国のCATARC(自動車技術研究センター)との間で、戦略的提携を結ぶことで合意したと発表した。

両者の合意内容は、ボルボカーズとCATARCが、安全や環境などの面で、共同開発体制を構築。また、両者の持つノウハウの共有を行うというもの。

戦略的提携の狙いは、中国の浙江吉利控股集団傘下になったボルボカーズにとっては、世界最大の新車市場の中国での事業を、さらに推進すること。CATARCにとっては、ボルボカーズの高い安全技術を、自国の自動車産業に取り込むことだろう。

ボルボカーズチャイナのLars Danielson上級副社長は、「ボルボカーズは中国市場で成長を遂げている。今回の戦略的提携が、ボルボカーズの自動車業界における安全性向上への主導的役割を、さらに強固にする」とコメント。

CATARCのZhang Jianwei氏は、「ボルボカーズは安全性をコアバリューに掲げるブランドとして認知されている。我々は中国において、いっそう安全で環境に優しい車の開発に力を注いでいる」と述べた。

《森脇稔》

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