近鉄、五位堂と高安で「鉄道の日」記念の車両基地公開イベント…電動貨車も運転

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「きんてつ鉄道まつり」のイメージ。二つの車両基地を一般に公開して車両の展示などを行う。
「きんてつ鉄道まつり」のイメージ。二つの車両基地を一般に公開して車両の展示などを行う。 全 4 枚 拡大写真

近畿日本鉄道(近鉄)は11月2・3日の2日間、「鉄道の日」記念の車両基地一般公開イベント「きんてつ鉄道まつり2013」を五位堂検修車庫(奈良県香芝市、大阪線五位堂駅から徒歩約10分)と高安車庫(大阪府八尾市、高安駅から徒歩約5分)で開催する。

開催時間は11月2日が10~16時、3日が10~15時。五位堂検修車庫では車両の撮影会や保線作業車などの展示と実演、電車と綱引き(小学生以下限定)、40tクレーンによる電車つり上げ作業の実演などが行われる。

高安車庫では、車両を平行移動させる装置(トラバーサー)の実演や洗車体験のほか、新たに線路保守作業の体験イベントとして線路点検やポイント転換体験などを行う。このうち洗車体験は郵便ハガキによる事前応募制となっている。また、開催日は高安駅に急行を臨時停車させてアクセスの向上を図る。

これに合わせて11月2日に「マンモス号連結車両・乗車体験ツアー」、3日に「楽号乗車ツアー」を、それぞれ実施する。「マンモス号」ツアーは、「マンモス」と呼ばれる電動貨車で挟んだ5800形車両に乗り、五位堂~高安間を移動するもの。運転時刻は五位堂発が11~14時の毎時59分、高安発が11~14時の毎時34分を予定している。ツアーは片道ごとの設定となっており、旅行代金は1000円。9月20日から主な駅の営業所で発売するが、五位堂11時59分発のみ当日の10時から11時30分まで五位堂検修車庫で発売する。

「楽号」ツアーは団体専用車両の20000系「楽」で五位堂~高安間を移動する。運転時刻と旅行代金などは「マンモス号」と同じ。こちらも五位堂11時59分発は五位堂検修車庫で当日発売する。

このほか、名古屋地区からのアクセスツアーとして「貸切列車で行く きんてつ鉄道まつり」ツアーを11月2・3日の両日とも実施する。運行時刻は往路が近鉄名古屋7時20分発~五位堂9時46分着~高安10時11分着、復路は2日が高安16時21分発~五位堂16時36分発~近鉄名古屋19時12分着、3日が高安15時34分発~五位堂15時57分発~近鉄名古屋18時26分着。2日は「あおぞらII」、3日は「楽」で運転する。旅行代金は近鉄名古屋発着が大人4360円、子供2610円で、9月22日から発売する。

《草町義和》

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