JR東日本、Suicaデータの社外提供で拒否申請を延長…10月から専用フォームも設置

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Suicaカードの裏面に記載されているSuicaID番号(右下)。外部提供データでは元のID番号に復元できない識別番号に変換される。
Suicaカードの裏面に記載されているSuicaID番号(右下)。外部提供データでは元のID番号に復元できない識別番号に変換される。 全 1 枚 拡大写真

ICカード「Suica(スイカ)」で収集した利用状況などのデータをJR東日本が販売していた件について、同社は9月20日、社外へのデータ提供を当面のあいだ見合わせると発表した。

スイカデータの外部への提供は日立製作所が6月27日に発表したが、JR東日本からは事前の案内がなく批判が相次いでいた。同社は社外へのデータ提供について有識者による会議を設置。この会議での議論などを踏まえた上で今後の対応を決定するとし、結論が出るまでは社外へのデータの提供を見合わせる。

また、7月の発表では外部へのデータ提供を希望しないスイカ利用者について、9月25日を期限として除外申請を受け付けるとしていたが、申請期間をさらに延長する。現在は電話とメールで除外申請を受け付けているが、10月1日からは同社ウェブサイトの専用フォームでも受け付ける。

《草町義和》

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