長年にわたりNASCAR マイケル・ウォルトリップ・レーシング(MWR)をスポンサードしてきたNAPAオートパーツは、9月7日に起こった同チームの疑惑と、それに対するNASCARの制裁措置に遺憾の意を示し、今年限りでスポンサーシップから撤退することとなった。
このNASCARスプリントカップシリーズの最終戦の2日後、NASCARはMWRに30万ドルの罰金と、NAPAがスポンサーしているマーティン・トゥルエクス・Jrを、ポストシーズンのチャレンジから除外するという措置を下した。
NAPAオートパーツは同社のFacebookページで、「検討の結果、NAPAはマイケル・ウォルトリップ・レーシングのスポンサーシップから2013年12月31日をもって撤退するという決定に至った。NAPAはフェアプレイを信じ、NASCARによって査定されたペナルティへと導いた行為を容認できない。我々は何百万人のNASCARファンをサポートし続け、モータースポーツにおける我が社の将来のポジションを査定する」と決定の経緯について説明した。
NAPAは昨シーズン、アトランタ・モーター・スピードウェイでMWRとトゥルエクスとの契約を3年間延長したことを発表した。しかしこの決定によって、No.56の車は主要スポンサーを2年の契約期間と共に失うこととなった。