JR東日本、函館行き「ゆうづる」ツアーなど実施…11月30日~12月2日

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JR東日本水戸支社は9月20日、寝台客車などを使用した団体専用列車で秋田や北海道などを回る旅行商品を発売すると発表した。

水戸支社が今回発売するのは、「ブルートレイン『あきたdeナイト』号&お座敷電車で行く秋田・男鹿半島の旅」(11月16~18日)と、「ブルートレイン『ゆうづる』号で行く函館・江差線の旅~『ゆうづる』は海峡を越えて~」(11月30日~12月2日)の2種類。いずれも常磐線いわき駅(福島県いわき市)から水戸駅などを経由して東北や北海道方面に向かう。

「秋田・男鹿半島の旅」は11月16日16時58分頃、寝台客車で編成された団体専用列車でいわき駅を出発。武蔵野線と高崎線、上越線、信越本線、羽越本線を経由し、秋田駅には翌日7時25分頃に到着する。最終日の18日は12時8分頃、一ノ関駅からお座敷電車「ゆう」に乗車。いわき駅には21時46分頃の到着となる。

「函館・江差線の旅」は、いわき駅を11月30日15時33分頃に出発。こちらも寝台客車で編成された団体専用列車に乗車するが、かつて上野~青森間を常磐線経由で結んでいた寝台特急『ゆうづる』の愛称を使用しての運転となる。常磐線の一部区間が東日本大震災の影響で不通となっていることから、水戸線や東北本線などを経由。翌日は定期列車として運転されていた頃の終着駅だった青森駅から津軽海峡線に入り、2014年3月に廃止される予定の知内駅などを見学しながら7時45分頃に木古内駅に到着する。

その後は2014年5月に廃止される予定の江差線に乗車。最終日の12月2日は函館駅から青森駅まで『ゆうづる』に乗車し、その後はE5系で運用されている東北新幹線『はやて』と常磐線特急『スーパーひたち』で帰路に着く。

大人1人あたりの発売額は、水戸駅発着の場合で「秋田・男鹿半島の旅」が4万2000円、「函館・江差線の旅」が4万6700円。「秋田・男鹿半島の旅」は9月20日から発売を開始しており、「函館・江差線の旅」も10月1日から発売する。

《草町義和》

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