米ムーディーズ、GMを「投資適格級」に認定…8年ぶり

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GMの本社ビル
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米国の自動車最大手GM。同社が8年ぶりに、米国の有力格付け会社から、「投資適格級」の認定を受けたことが分かった。

これは9月23日、ムーディーズ・インベスターズ・サービスの発表を元に、GMが明らかにしたもの。同社がGMの格付けを「Ba1」から、投資を行うのに適格な「Baa3」へ、1段階引き上げたと公表している。

GMは2009年6月、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請し、経営破たん。その後、再生を遂げた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスがGMを投資適格級と認定したのは、2005年以来、8年ぶり。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスによると、GMの競争的地位と信用指標は、米国市場への新型車の積極投入を基盤にして、今後も向上し続けるとの判断。また、中国市場での好調ぶりも、格付けの引き上げにつながった。

GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、「優れた車を作り、強固な決算を残した結果、素晴らしい出来事が起きた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスの発表は、GMの現在の姿を示すもの」とコメントしている。

《森脇稔》

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