三菱重工、千葉工大と大規模災害対策向けロボットの開発・生産で協力

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三菱重工業と千葉工業大学は、原子力分野向けロボットを共同開発・生産することで合意し、技術協力協定を締結したと発表した。

第1弾として、三菱重工は千葉工大が独自開発した新型ロボット「櫻弐號(サクラニゴウ)」の技術提供を受け、同ロボットを生産・販売する。

櫻弐號は、千葉工大の原子力対応ロボット「Quince(クインス)」のノウハウをベースに開発した、原子力発電所など、過酷な環境下で作業可能なロボット。自重47.5kgで60kgまでの重量物を搭載して時速1.5kmで走行、傾斜45度の階段の昇降を行うことができる。本体の除染を考慮した防塵・防水構造となっている。

オプションのロボットアームに、広角カメラを取り付けることで、高所や狭い空間での情報収集も可能となるほか、ガレキ撤去やサンプル収集などの軽作業を行うことも可能。

三菱重工は、原子力発電所内で保守点検を行うロボットの設計開発、製品化と運用ノウハウで多くの蓄積を持つ。千葉工大は、原発対応版Quinceを開発するなど、多くの実績を持つ。Quinceは、福島第一原子力発電所の事故後3か月の2011年6月から同発電所内に順次投入され、事故収束を支援している。

三菱重工の製品設計開発技術と、千葉工大のロボット研究能力を融合することで、化学放射性物質、原子力、爆発物などの災害収束を支援するロボットを開発・生産する。

《レスポンス編集部》

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