ベクター ジャパン、東海大学のソーラーカーチームを技術支援…統合測定ツールなど提供

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東海大学のソーラーカー
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ベクター・ジャパンは、世界最大級のソーラーカーレースの一つである「ブリヂストン ワールド ソーラーカー チャレンジ 2013」に出場する東海大学のソーラーカーチームを技術支援すると発表した。

ベクターは、測定/キャリブレーションツール「CANape」、車載データロガー「GL1000」、GPSレシーバー「CANgps」の提供などを通じて、同チームをサポートする。

同レースは、1987年に始まった世界最高峰のソーラーカーレースで、オーストラリアのダーウィンからアデレードまで約3000kmを縦断。今大会は10月6日~13日の期間で開催され、24の国と地域より43チームが出場する。東海大学チームは今大会での3連覇を目指す。

CANapeはCANデータ、センサー・電圧などのアナログ値、GPS、画像、音声などのデータを同期した状態で測定・解析が行える統合測定ツール。CANapeを使用することで、司令車に搭載している気象観測ユニットからのデータと車両からのデータを、時間軸を合わせながら統合して参照することができ、走行後のログデータの参照が容易になる。

GL1000は、スリープモード時の消費電力が非常に少なく、長時間のログ取得が可能な小型データロガー。東海大学は、GL1000をソーラーカーに常時搭載して車両データのロギングに活用する。また、CANgpsは司令車に搭載し、車両の位置情報を取得するためのGPSユニットとして使用する。

《纐纈敏也@DAYS》

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