シェル、マレーシアで32億リンギの投資を計画

エマージング・マーケット 東南アジア

ロイヤル・ダッチ・シェルは、マレーシアの石油・ガス(O&G)産業に10億米ドル(32.2億リンギ)の投資を行い、6500人分の雇用を創出する計画だ。ボルネオ・ポストなどが報じた。

「シェル・マレーシア・イノベーション・サミット」に出席したムスタパ・モハメド通産相が明らかにした。同相はシェル・グループの最高経営責任者(CEO)と協議を行い、シェルがマレーシアにおいて今後も投資を継続的に行う方針であることを確認した。

シェル・マレーシアは、ペトロナス・チャリガリやコノコ・フィリップス、マーフィーと共同で、グムスット・カカップ油田の開発を進めている。生産が開始されれば、日産量は15万バレルに達し、国内生産量の20-25%を賄うと期待されている。

シェルは石油の増進回収(EOR)技術を採用し、成熟油田の開発も手がけている。

「シェル・マレーシア・イノベーション・サミット」では、マレーシアや域内のエネルギー需要に応えるための技術・革新の役割について協議が行われた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  4. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  5. 【プジョー 2008 新型試乗】サイズ、安全支援、装備の充実度もレベルが高い…島崎七生人
  6. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  7. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  8. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  9. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  10. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る