フォード、米ソフトウエア会社を買収…車載コネクティビリティを強化

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米国のソフトウエア開発会社、リビオ(Livio)を買収したフォードモーター
米国のソフトウエア開発会社、リビオ(Livio)を買収したフォードモーター 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターは9月26日、米国のソフトウエア開発会社、リビオ(Livio)を買収したと発表した。

リビオは、米国ミシガン州ファーンデールに本社を置くソフトウエア開発会社。なお、同社の買収額について、フォードモーターは公表していない。

今回の買収は、フォードモーターの車載コネクティビリティ分野での主導的地位を、さらに強固なものにするのが狙い。

フォードモーターの車載コネクティビリティには、「SYNC」がある。2007年の導入以来、利用者は増え続けており、同社は2015年には、世界で1400万台以上がSYNC搭載車になると想定。音声コントロール機能によって、スマートフォンと連携させた「SYNC AppLink」は、搭載車が700万台に増えると見込む。

フォードモーターの研究開発部門のポール・マスカレナス副社長は、「リビオのノウハウを生かして、フォードは次世代車載コネクティビリティの開発を続ける」と述べている。

《森脇稔》

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