三菱重工、カーエアコン用コンプレッサーの価格カルテルで担当役員が役員報酬返上

自動車 ビジネス 企業動向

三菱重工業は、米国司法省との間で、特定顧客向けのカーエアコン用コンプレッサとコンデンサの販売で、米国独占禁止法に違反した事実を認め、罰金1450万米ドル(約14億3000万円)を支払う司法取引で合意したと発表した。

同社では、価格カルテルを行っていた事実を厳粛に受け止め、担当役員が役員報酬を返上するなどの社内処分を実施する。

同社グループは、司法省の調査に協力してきたが、適用法令、事実関係など、総合的に勘案し、司法省との間で司法取引に関する合意書を締結することを決定したとしている。

罰金の支払いによる今期の連結業績予想は変更しない。

社内処分では、有原正彦冷熱事業本部長がけん責・報酬月額の20%を2カ月返上する。前取締役執行役員冷熱事業本部長の東間清信特別顧問もけん責と報酬月額の20%を2カ月返上する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る