【NASCAR】カート・ブッシュ、緩んだホイールで結果残せず

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問題のあったピット作業(カート・ブッシュ)
問題のあったピット作業(カート・ブッシュ) 全 3 枚 拡大写真

NASCARは9月30日、ドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われたAAA400の決勝レースで、カート・ブッシュが右後輪の緩んだホイールの為、予定外のピットストップを余儀無くされて21位という不本意な結果に終わったことを公表した。

ブッシュの所属するファニチャー・ロウ・レーシングはデンバーを本拠とするシングルカーの組織で、スプリントカップのプレイオフには初出場を果たしている。このチームはチェイスの開始される以前にフロントタイヤの交換員を変更し、さらに今回のレースでは4人のクルーを変更してピット作業で競争力のあるタイムを出したものの、大きな1つのエラーによってドライバーは望むべき結果を出せなかった。

「緩んだホイールによってピットインをさせられた。スタートで僕達は後方にいたが、最初のピットストップの後、車に良い変更をして前方へと進出し始めた。だがまたしても僕達は緩んだホイールの問題を抱え、その為に2ラップ遅れることとなってしまった。その後コーションも無く、僕達は追い上げることができなかった」とブッシュは語った。

ブッシュのNo.78に同様のホイールの問題が起こったのは今季3度目で、クルーチーフのトッド・ベリエアーは、「ホイールは緩む。何とでも呼んでも構わないし、誰かに責任を押し付ければ良い。誰かに指を差すと、残りの4本の指は自分に向けられる。結局のところ、ホイールが緩めばピットインするしかない。私達はここに座って誰かに責任を問うこともできるが、それは起こってしまったことだ。他に42台の車がレースに参加し、ホイールが緩む機会は皆が持っている。私はピットにいた人々の悪口を言えるか、言えないかのどちらかだ」と憤慨した様子で語った。

《河村兵衛》

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