富士重、次世代アイサイトを発表…レーンキープアシスト機能追加など

自動車 ビジネス 企業動向
運転支援システム、アイサイト(参考画像)
運転支援システム、アイサイト(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

富士重工業は10月2日、先進運転支援システム「アイサイト(ver.2)」のステレオカメラシステムを全面刷新した次世代「アイサイト」を開発したと発表した。

次世代「アイサイト」は、ステレオカメラの視野角、視認距離をともに約40%拡大し、併せてカラー画像化することで、視認範囲の拡大、物体認識精度の向上、ブレーキランプ点灯・赤信号の認識を可能とし、「アイサイト」の衝突回避、衝突被害軽減、運転負荷軽減などの各種性能を進化させた。

新機能「レーンキープアシスト」では、走行車線両側の白線を認識し、操舵制御を行うことで、車線中央の走行を維持する「車線中央維持」および、白線からはみ出しそうになるとハンドルに逸脱を抑制する力を加える「車線逸脱抑制」を行い、安全性向上とさらなる運転負荷軽減を実現した。

また、先行車のブレーキランプの点灯認識を実現したことで、全車速追従機能付きクルーズコントロール使用時に、減速タイミングを従来機能と比較してさらに早めることが可能になり、衝突回避および衝突被害軽減を図っている。

同社では、今回発表した次世代「アイサイト」の機能を2014年に国内で発売予定の新型車へ搭載し、順次車種展開をする予定。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る