エアバス、1インチがもたらす長距離飛行の快適性

航空 企業動向
長距離飛行の増加を示すグラフィック
長距離飛行の増加を示すグラフィック 全 1 枚 拡大写真

エアバスは10月1日、1インチ幅の広いシートが、長距離飛行時、乗客にもたらす快適性に大きく影響することに注目し、同社の航空機のインテリアに関する優位性をアピールした。

エアバスは、エコノミークラスに18インチ幅のシートを採用している。

長距離飛行が滅多に5時間を越えなかった1960年代は、17インチ幅がスタンダードだったが、長距離飛行が増えたことにあわせ、1インチ幅広のシートを提供することにより、エアバスは現在の乗客の必要性に応じているとした。

「1インチの差は、特に18時間を越える長距離飛行において、大きな違いを作り出す。17インチ幅のシートの常識はすでに時代遅れである」とキャビンの運用を専門とするエアバスの長期コンセプト管理者であるケビン・ケニストン氏は語った。

エアバスはエコノミークラスにおける18インチの幅広シートを、そのワイドボディーであるA350 XWBとA330系列からA380、そしてそのシングル・アイルのA320系列で提供している。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  4. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
  5. 【日産 エクストレイルNISMO 試乗】ベース比106万円アップも納得の、高い走りの質感…加茂新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る