ダイハツ三井社長、13年度軽市場「200万~210万台プラスアルファ」

自動車 ビジネス 企業動向
ダイハツ工業 三井正則社長
ダイハツ工業 三井正則社長 全 4 枚 拡大写真

ダイハツ工業の三井正則社長は10月3日に都内で開いた新型『タント』発表会で、2013年度の軽自動車市場について「200万~210万台とみているが、消費税増税前の駆け込みは読めていない。おそらくこれにいくらか上乗せがされていく」との見通しを示した。

全国軽自動車協会連合会が10月1日発表した2013年度上半期の軽自動車販売台数は前年同期比4.2%増の102万42台と、上半期で初めて100万台の大台を超えた。

また軽自動車税の引き上げ論が政府・与党内で浮上していることについて三井社長は、「そもそも日本の狭い国土、道路事情がもとで軽の規格があると考えている。日本の道路の総延長の84.7%は幅が3.8m以下の市町村道で、その先に多くの国民が生活をされている。ところが近年、公共交通機関が徐々になくなっている中、道路事情や家計を考えると軽を選ぶしかないというお客様もたくさんいる」と指摘。

その上で「軽自動車を生活の足にされている地方の方、高齢者の方、その他大勢の方々の税負担をこれ以上増やすことに関しては強く反対をしている」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る