【CEATEC13】パイオニア、スマートループ活用のtoBビジネスが始動

自動車 テクノロジー ネット
パイオニアブース
パイオニアブース 全 5 枚 拡大写真

 プローブカーの情報を集めて災害時や渋滞・交通情報に活用する取組みは、通常自動車メーカーが自社のカーナビとインフォマティクスサービスをプラットフォームとするものか、バス・タクシー会社などが業務車両管理などだ。

【画像全5枚】

 パイオニアは国内で唯一カーナビメーカーとして独自のインフォマティクスサービスとプローブカーを走らせているメーカーだ。スマートループと呼ばれるこのサービスは、これまでユーザーに対して行われていた。渋滞情報やスポット情報の共有、さらには車載カメラ映像の道路状況の画像共有などである。

 パイオニアでは、スマートループによって収集した情報を解析し、そのデータを企業や自治体などB向けのサービスとして年内をめどに提供を開始するという。そのため、モバイルテレマティクスセンターを構築し、スマートループプラットフォームとリンクさせる。

 モバイルテレマティクスセンターでは、新たにスマートフォンなどのアプリを充実させ、情報提供および収集の幅も広げる。アプリは同社が提供するナビアプリが基本となるが、パートナーとなるドコモのアプリプラットフォームとも連携するとのことだ。また、モバイルテレマティクスセンターのアプリプラットフォームはサードパーティにも開放し、エコシステムの構築も目指す。

【CEATEC 2013 Vol.19】パイオニアのビッグデータビジネスも始動

《中尾真二@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る